タンニングベッドの効果的な使い方

理想的な日焼けをする

 

タンニングベッドで理想的な日焼けをすることは、皮膚の強化にも大変役立つことになります。もともと紫外線には濃い色に反射、吸収するという特性があるのですが、皮膚は紫外線を多く浴びると、防御作用からメラニン色素を生成して褐色になり、紫外線に対する保護機能を増加させます。こうしてメラニン色素は自然にできるサンスクリーンとなって、紫外線のエネルギーを熱として効果的に利用することになります。

 

又、皮膚の角質も体内を保護する役割を持っており、UVB(紫外線)光線を浴びると厚くなって保護機能も増すので、日光からの保護も兼ねています。こうして角質が厚くなると保護能力は2.5倍まで高まるとされており、これにサンタンニングを併せれば更に10倍の能力アップも可能となるので、上手なサンタンニングがいかに重要なことかが想像できると思います。

 

最近ではどうも「日焼けは全て健康に悪い」というような風潮が広まっていますが、UVBがビタミンD3を作る最も大きな要素になっている点については、あまり知られていないのが残念です。従って紫外線量の少ない冬などは特にビタミンDが欠乏しがちとなるので、肝油を飲む習慣などはも古くからの知恵となっているのです。

 

ビタミンD3は食物からカルシウムを吸収する時に欠かせないもので、これが不足すると骨がもろくなってしまいます。ここでもタンニングベッドなどの器具は理想的であり、有害な紫外線をカットしてタンニングができるので、まさに健康的な日焼けにはお勧めとなります。